インカムの取り付け方法

インカムの取り付け方法

インカム取付には、本体(土台)、スピーカー、マイクがあります。
インカムはヘルメットに着用する物ですが、まず本体の取付方法は2種類あり、クリップタイプと両面テープでの貼り付けタイプがあります。
まず、その2種類のどちらがどのようなヘルメットに適しているかというと、フルフェイス型は貼り付けタイプを推奨、ジェット型はどちらも可能です。
淵部分にスライドさせるようにして装着します。
淵部分にゴムがついているフルフェイスはクリップのみだと不安定になる場合があります。
次に、スピーカーは内部の耳のくぼみにつけます。
スピーカーはマジックテープが多いので、ヘルメット内部の素材に注意です。
またスピーカーに関しては、どのヘルメットタイプでも装着は同じです。
最後にマイクは、インカム本体とヘルメットの間に挟み込みます。
他には、インカムのタイプによってはマイクは両面テープで接着する場合もあります。
場合によって取り外しを行いたい場合は、それぞれパーツの確認が必須となります。

ヘルメットタイプのインカムの特徴とメリット

インカムといえば、ヘッドフォンとマイクが一対になっている機器であり、手を使わずに通話が可能で音声もクリアに聞こえるため、よく電話のオペレーターや音楽コンサートやテレビスタッフが利用しているのを見かける傾向にあります。

そんなインカムですが、利用しているのは何もオペレーターやコンサートスタッフたちだけではありません。
インカムの特徴である手ぶらで通話可能な上に音も綺麗に聞こえるといった事柄は、こういった特別な職種の人たち以外にとっても便利であり、それゆえにさまざまな場面で利用されています。
それはツーリングなど、バイクを操縦する際にも有効的であり、バイクの騒音も気にせずに仲間との会話や音楽、ラジオなどを楽しめます。
もっともバイクの場合は走行中だとヘッドフォンを使用することは基本的に不可能です。
そこで登場したのがヘルメットを使用していても可能なタイプのインカムで、直接耳に装着するタイプもありますが、ヘルメットに装着することで耳に装着せずとも安全基準内での使用が可能なタイプもありますし、フルフェイスタイプも使用可能な場合もあります。
このように種類も豊富で機能性も優れているものも多いので、バイク愛好家たちからの注目度も高まっています。